栄養学の歴史

食の情報が多すぎて、
私たち栄養士 自身も困っている!というのが現状ではありませんか??

2008年に出版されているのでご存知の方もいるかもしれませんが、
とても興味深い内容だったので ご紹介したいと思います。

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そもそも栄養学の研究は紀元前600年頃からギリシャで始まった。
それと平行して食物の消化や身体のつくりがどうなっているかを『哲学者』が考えるようになったものこと。

☆アルクマエオンは、体に入るものと出るものの釣り合いによって健康が保たれていることを述べ

☆ヒポクラテスは、必要な食べ物の量は体格や消費エネルギー、四季に関係していると述べ

☆ガレノスは、精気(宇宙の氣)から誘導されている四性質、四体質説を…

ガレノスの考え方は弟子達が受け継ぎ、医師の学校でも1000年くらい権力をもっていたらしです。

航海する人の壊血病とビタミンCとの関係や
夜盲症とビタミンAとの関係性など発見された。などなど…

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個人的な感想としては、

・医学の進歩と共に、いろんな研究がなされ今にいたるから、どの説も間違っていないということ。
だから『低糖質のすすめ』『ベジタリアン』『肉をたべろ!』など対極する情報があるだ!

・それぞれの生活の環境や状態によって必要なものが異なるので、それに対処してきた結果がいまある栄養学だということ。
だから、『○○が△△に効く』という流れがいまもあるんだ!!

・栄養学は、哲学や錬金術の要素とともに発展してきたということ。
だから、食べるもので人が形成されるんだ!

・伯爵の息子など、お金と権力のある人たちが医学や哲学を学び権力をもち飢饉に対して農民などを支配してきたということ。
これは、色々と思うこともあるけど、あえて言及しません!

結論、たくさんある情報に惑わされるのではなく、常々思っていた個人に合わせて『食』を選ぶことが大切だということが本当に必要なんだということ。

デスクワークの人には、すぐエネルギーになる糖質はそこまで必要でないかもしれないし、持久力を必要とする運動をする人は、主食で6割程度エネルギーをとる必要があるかもしれない。

胃腸が弱い体質なのに、高たんぱく質食は負担でしかない。しかし、たんぱく質を食べるかどうかではなく、胃腸が弱っている原因…
例えば、身体が冷えているなどに対処することを優先する。

広い知識と経験から目の前にいる人に対して何が提供できるか。

私たち栄養士なら
医療の立場からではなく、健康な人をより健康にしていくことができると思うんです。

投稿者:

kyotoeiyo

「食育」を通して健康づくりに取り組む栄養士・管理栄養士のプロフェッショナル集団”栄養デザイン協会”のホームページです。さまざまな分野に精通した「栄養士×◯◯」が、各々の地域で主体的にセミナーやイベント活動をしています。